【学生必見!】看護師国家試験の勉強方法【過去の自分に教えたい】

キャラクターが勉強をしている 看護学生向け
  • 看護師国家試験を控えているが、勉強方法が分からない
  • 過去問、模試、参考書などは揃えてみたけど何から手を付けるべきか分からない
  • とりあえず勉強しているが、今のやり方では非効率な気がする

とりあえず先輩がおすすめしてたQBとレビューブックを買ってみたんだけど、何をどう勉強したらいいのか全く分からないわ…。

看護師国家試験の勉強道具の種類は過去問や参考書、模試などの種類があります。
しかし、それらを揃えてみたものの、いざ勉強しよう!となると、どれをどのように使用して勉強したらよいのかわからなくなって戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。

もちろん、手探りで自分なりに勉強をしても良いのですが、受験まで時間がない方にとっては非効率的かもしれません…。

この記事では看護師国家試験と保健師国家試験を同年に一発合格した実績を持つ筆者が、『受験生だった過去の自分へ今ならこう教えたい!』と考える看護師国家試験の勉強方法について述べていきます。

実際に試行錯誤しながら受験勉強をした私の経験からお伝えする勉強方法を実践してもらえば、自分で勉強方法を手探りする時間を削減できて効率的ですし、筆者のおすすめの勉強方法なので自信を持って勉強を進めることが出来ます

看護師国家試験の勉強を一度経験して考えた勉強方法だからおすすめするよ。

すでに勉強を始めている人は自分の勉強方法と比較して良いと思ったところは参考にしてもよいかもね。

勉強に必要なもの

勉強のために必要なものをお伝えします。

  • QB必修およびQB(過去問題集)
  • レビューブック(参考書)
  • 模試

過去問題集に関してはQB必修とQB、参考書に関してはレビューブックをおすすめしております。

模試に関してもあった方が良いです。会社や量に指定はありません。学校で受けたくらいのもので良いです。当然多ければ多いほど知識が付きますが、その分時間が必要になります。

「予想問題集に関してはどうなの?」と思うかもしれないのですが、まずは上記のもので勉強することの方が優先順位は上だと考えております。上記で勉強が終わって手持ち無沙汰になった場合のみ使用することをおすすめします。

勉強に必要なものを上記を参考に揃えよう!

「必修→一般・状況設定→模試」の順番で勉強する

まずは、必修から勉強していきましょう。

理由は、問題集の量も多くなく基本的な問題が多いので勉強にエンジンがかかってなくてもとっつきやすいと言えます。また、問題集を終えることで「必修をまずは勉強した」という達成感を得られやすいです。(QB必修には予想問題もついてるので、力試しに解いてみましょう)

必修が終われば、一般・状況設定問題の勉強です。必修が終わっているときにはすでに少しは勉強することや問題に慣れてきていると思います。必修と違い問題の量も多く見えますが、勉強していくうちに、終わらない量ではないことに気付くでしょう。

最後に模試の解きなおしをしてみましょう。筆者は模試を実力判定のためのテストというだけではなく、良質の予想問題集だと思っています。その模試を作るために、恐らく私なんかよりもはるかに頭の良い各会社の看護師国家試験のスペシャリストが考え抜いて作成しているのでしょうから。

ここまでが、勉強していく順番でしたが、正直言うと大体の人がこの順番で勉強しているのではないでしょうか。

まずは必修からだよ。

過去問題集と参考書を使った勉強方法

次に過去問題集と参考書を使った勉強方法を述べていきます。

過去問題集をやみくもに解いたり、参考書を一気に読むのでは、この記事の意味がありません。

筆者が考えた勉強方法では必修、一般・状況設定でそれぞれ異なる部分と共通する部分があります。ここがポイントとなる部分です。

ここで教える勉強方法では、必修と一般・状況設定で異なるところがあるよ。

異なる部分は「参考書を予め読むのか読まないのか」

筆者以外にも勉強をする中で迷ったことのある人はいませんか?「参考書を読んで知識をつけてから問題集を解く」のか「最初から問題集を解いていく」のか。

筆者が考えたのは、次のとおりです。

必修は過去問題集を解いて勉強

必修の場合、知識がないからといって、参考書を読むことから始めるのはおすすめしません

知識が無いように思えても日々のテストや実習等で、少なからず基礎知識はついていると言えます。

また、必修で問われやすそうな内容や問題の雰囲気にもなれてない状態で参考書を読み込んでも非効率的だからです。

一般・状況設定は単元毎に参考書を読んでから過去問題集を解いて勉強

一般・状況設定は参考書を読んでから過去問題集を解きましょう。ただし、「基礎看護学」や「消化管疾患」などの単元毎にです。

一般・状況設定では、詳しいところまで問われることが多く、参考書を読まずに解き始めるとまったく知識のない状態で解いていくことになるものも多くなってしまいます。

そうなると、くじ引きをしてから解説を読んでいるのと同じような状態になってしまうことになるでしょう。

したがって、まずは参考書のその単元の部分をよく読みましょう。「よく読む」といってもしっかりと覚えるまで読み込む必要はありません。その場で「なるほど」と理解して読みすすめるくらいで大丈夫です。探偵漫画で言えば犯人が誰かだけではなくトリックも理解するくらいでしょうか。

そうすることで、過去問題集を解いても解説を読んでも全く理解できない、ということは少なくなるはずです。

必修は参考書は読まずに過去問題集を解こう。

一般・状況設定は参考書を読んでから過去問題集を解こう。

※この記事ではQBとレビューブックを基に説明しているので、他の過去問題集や参考書が単元毎になっていない場合はご了承下さい。

共通する部分は「過去問題集を解くときの勉強方法」

次に、必修と一般・状況設定の勉強方法で共通する部分です。

それは「過去問題集を解くときの勉強方法です」

過去問題集を解くときには必ず一問ずつ問題を解いては解説を読む

「正答したからと言って解説を読まない」「誤答したり正答の部分だけ解説を読む」というのは絶対にしないでください。

過去問題集の価値は解説にあると筆者は考えています。正答と誤答の理由が分かれば、出題の仕方が変わった場合にでも対処できます。逆を言えば正答のみ分かっている状態では、少しでも違う形で出題された場合に対処できなくなる可能性が高いと言えます。

必ず正答理由と誤答理由の解説を熟読しましょう。さらっと読むのではなく、繰り返しますが熟読です。理解して読み進めなければ意味がありません。

解説を読んで参考書の該当部分にマーキング、該当部分がなければ書き込む

解説を熟読しながら、解説されている部分が参考書に該当している記載があれば熟読しマーキングします。マーキングの仕方は自由にして大丈夫です。勉強したところとしてないところを一目で見分けられるようになっていればよいです。

参考書に記載がなければ直接書き込んだり付箋をつかったりして自分で記載してください。

こうして自分だけの参考書を作りましょう。筆者がおすすめしているレビューブックという参考書でこのようにすると、俗にいうマイ・レビューブックが作成されます。

一問ずつ解いては解説をしっかりと読もう。

参考書には勉強したところをマーキングや書き込みをして自分だけの参考書を作っていこう。

模試を使用した勉強方法

必修と一般・状況設定の過去問題集が終われば、模試を使用して勉強してみましょう。

回答が書き込まれていないのであれば、もう一度本番をイメージして力試しに使用してもよいですし、書き込みがされているのであれば、過去問題集と同じように一問ずつ解いては解説を読んでも構いません。

ただ模試に関しても、過去問題集と同じように、解説を熟読し、参考書へのマーキングや書き込みをしてみてください。過去問題集で得た知識にプラスして補足してくれることが期待できます。

過去問題集、模試は3回以上解く、隙間時間は参考書を読む

上記の勉強方法を終えたら後は、どの程度定着させるか、が問題になるでしょう。

定着のために、筆者がおすすめするのは過去問題集、模試を3回以上解くことです。

2回ではダメな理由は、実際にやってみたら分かると思いますが、1回目のときと同じにミスしてしまったり、もしくは初めてみるような感覚に陥るくらい忘れてしまっている問題もあるからです。そういった問題は2回目以降でやっと意識するようになるため、そこで知識の定着に繋がります。

電車に乗っているときや寝る前などの隙間時間、問題集等への集中力が切れてしまったとき、自分の不得意な部分があり不安なときは参考書を読みましょう。マーキングや書き込みをした自分だけの参考書になっていると愛着も出てきますし、見るのが嫌ではなくなってくるでしょう。

過去問題集や模試は3回以上をおすすめするよ。

隙間時間等で参考書を読んで知識を定着させよう。

することがなくなってしまったら

過去問題集も模試も何度も解きなおし、知識が定着してしまい本番まで時間が余ってしまうこともあるかと思います。

そういった方は、予想問題集を解いて知識を補ったり、過去問のアプリをひたすらやって知識をさらに定着させたりしてみても良いでしょう。

ここまで来たらあとは自分のやれば良いと思う勉強をして自信をつけていくことが大切です。

まとめ

ここまで、筆者が考える過去の自分に教えたい看護師国家試験の勉強方法について解説してきました。

まとめると次のようになります。

  • 過去問題集と参考書、模試を使用する
  • 「必修→一般・状況設定→模試」の順番で勉強する
  • 必修は参考書を読まずに、一般・状況設定は参考書を読んでから過去問題集を解く
  • 参考書にマーキングや書き込みをして自分だけの参考書を作る
  • 模試も解きなおして解説を読む
  • 過去問題集と模試は3回以上解き、参考書も隙間時間等を有効活用して読み込む
  • 時間があまったら、自分で必要だと思う勉強をする。

ぜひ、お伝えしたことを参考に実践してみてほしいです。

この記事を読んでくれた受験生が合格して、同じ看護師として働ける日が来ることを心から願ってます。

それでは。

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