【男性看護師ってどうなの?】メリットや将来性について

男性看護師向け

こんにちは、男性看護師のぽんじろーです。

今回のテーマは「男性看護師のメリットや将来性」について、です。

まだまだ看護師の中では少数派である男性看護師。きっと記事のタイトルを見てこの記事を読んでくれている方は、男性看護師になりたいなーと思っていたり、看護学生だったり、気になる方の職業が男性看護師だった、なんていう方ではないでしょうか?

この記事ではそんな方へ向けて、実際に私ぽんじろーが男性看護師として働いてみて、感じたことや日々感じていることを記載していきたいと思います。

すでに男性の方で看護学生だったり看護師の方は、あるある!と思っていただければ嬉しいですし、女性の方も、そうなんだーと思ってみていただけたら嬉しいです。

ちなみにこの記事の内容は私の個人的な経験等に基づいた記事ですので、すべての方に当てはまらなかったり、違っていたりすることもあるかと思います。ですので、あくまで参考程度にみていただければと思います。

メリット

メリットから述べていきたいと思います。お伝えするメリットは以下の三つです。

  1. 力仕事が出来る
  2. 就職することに困らない
  3. パソコンや医療機器の操作が得意

力仕事が出来る

男性が看護師をやるメリットとしてやはり一つ目にあげられることは、力仕事ではないでしょうか。

もちろん筋トレをしている女性の方や、全く筋力のない男性もいるので例外もあります。

しかし当然のことながら基本的には女性よりも男性の方が力があります。

男性にとってみたら平気で行えるような移乗や移動の動作でも「さすが男性だねー」と言われることがあったりします。不穏で暴れたり暴力をふるうような患者の対応にも重宝されることがあります。

ただ、普通にケアに回っていると「男性なんだから、こっち(力仕事)の仕事手伝ってよ!」と言われる、なんてこともあったりします(笑)

就職することに困らない

男性看護師だけに言えたことではありませんが、看護師の就職活動についてはあまり困っている人を見たことがありません。

これは男性にとって大きなメリットと言えます。結婚を考えたりする上でも、やはり男性が安定した仕事についていることは結婚相手には重要な要素と考える人も少なくはないはずです。

全国的に看護師不足と言われている昨今では、看護師はクビになることはほぼありません。そして万が一諸事情で職場を変えたいときにも就職に困ることは少ないです。

もちろん必ず第一希望の職場に採用されるということはないかもしれません。ですが、どこかでは必ず働けると思いますし、生活に困るほどの給料であることもほぼないかと思います。

パソコンや医療機器の操作が得意

これは、私の経験からなので根拠はないのですが、比較的男性看護師の方がパソコンや医療機器の操作が得意な印象があります。

パソコンはきっと元々のスキルもあってだと思うのですが、入職して初めて操作する医療機器の操作も慣れるのが早いような気がします。

男性はテレビゲームなどで機械に触れる機会が多いからなど様々な理由があるとは思います。そういえば、自分の息子も電子機器のボタンや車のおもちゃには興味津々ですし…。

私もパソコンについては苦手意識がないので「ごめん、ちょっと教えてー」なんてことも結構あります。

デメリット

では次にデメリットを述べていきます。ここでお伝えするデメリットは以下の三つです。

  1. 女性患者からの拒否
  2. 同僚に男性同士の友だちが少ない
  3. 看護学校に入学するまで、自分が浮かないか不安

女性患者からの拒否

やはり多いのが女性患者からの拒否です。

どうしようもないことなのですが、時間がないときに拒否があったりすると困ることもあります。

そしてこれは私だけかもしれないですが、意外にも男性患者からも嫌われることがあります。どこにでも同性の人に厳しく異性に優しい人っているので、それと同じようなものだと思ってます。

同僚に男性同士の友だちが少ない

これも少数派だからこその悩み。

大きな病院であれば同世代の男性看護師もいたりしますが、いない職場もあります。

仕事終わりに「仕事疲れたー!今日飲みにいこうよ」なんてドラマのサラリーマンのようなことにはならないかもしれません。

ただ、同じ部署の男性看護師同士の関係性は強くなりやすく後輩であればかわいがられやすいですし、部署や病院内に一人でも気の合う男性看護師がいれば寂しさはかなり緩和されます。

また、最近は男性看護師も増加傾向らしいです。

看護学校に入学するまで、自分が浮かないか不安

これも私だけかもしれません(笑)。

学校に入学するまで「クラスに男性が自分だけだったらどうしよう」とかなり不安でした。

入学してみて、他に男性がいたときの安心感といったら…(笑)。今でもそのしたときのことを思い出します。

でも万が一男性が一人だけだったとしても、それはそれでその状況で学生時代を楽しんでいけばいいんじゃないかな、と今ならそう思えます。

将来性

これからも高齢化は進んでいきますし、高齢者じゃなくても人生で一回も医療従事者と関わらない人というのは、まずいないんじゃないかと思うので、需要は必ずあるのではないかと思います。

デメリットにあげたように男性看護師に拒否がある患者も確かにいますが、「話しやすいんでよかった」と言ってくれる患者もいました。「え、男性が看護師やってるの?」なんて言う患者には、いまだに出会ったこともないです。

「この前も違う病院で男性看護師さんいたよ」といったお話を聞く機会もあり、そういった男性看護師の活躍を聞くと、世間の認知や信頼感も増えてきているのかなと思えて、嬉しくなったりもします。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

私としては、もっと男性看護師が増えて、メリットやデメリットなんて考えること自体が古い考えだったと思えるようになったらいいなと思っています。実際に私は最近男性というメリットやデメリットはあまり感じなくなってきてます(笑)

私の場合は性別がどうこうというよりも、看護師であることのメリットの方が大きいと思っております。

「看護師の仕事をしたいけど男性だから…」と思っている方は、ぜひ気にせず看護師を目指してほしいと思います。きっと学生や仕事をしていくうちに、気にならなくなってくると思います。

それでは、また。

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